2010年6月         

「ひろしま安全・安心学生ネットワーク」の運用スタート
大学や短大に防犯メール

 浜田女子学生遺棄事件を受け、県警は、県内の学生たちに性犯罪事件の発生や防犯の情報をメールで知らせる「ひろしま安全・安心学生ネットワーク」の運用をスタートした。
 県内すべての大学と短大、一部の専門学校計38校の学生約6万2千人と対象としている。性犯罪に加え、ひったくりや架空請求詐欺などの発生情報を各大学にメールで送信。学校側がホームページの学生向けサイトに掲載する。学生の携帯電話に直接メールで送る大学もある。
 運用を開始した4月以降、6件の情報を提供。痴漢や自転車盗などの防犯対策に役立つ情報も、イラストを添えて紹介した。
 県警によると、浜田女子学生遺棄事件の発生後、多くの学校から、防犯情報の提供を求める要望が出ていた。県警の小西明・減らそう犯罪情報官は「被害に遭わない行動につなげてもらえるよう、必要な情報をタイムリーに発信したい」と話している。

 広島西署などは18日、広島市西区の鈴峯女子短大の学生寮で防犯診断を実施した。昨年の浜田女子学生遺棄事件を受け、学生の防犯意識を高めるために企画した。
 寮生と教職員計16人が参加した。防犯機器の普及を図るNPO法人「県生活安全防犯協会」のメンバーと一緒に、学生寮の玄関の鍵の状態や窓ガラスの強度などを点検した。協会メンバーは寮周辺から目立つように防犯カメラを設置し、玄関をオートロックにするよう助言した。