2009年8月24日         

特別支援学校に職業コースを新設
実習や職場体験で就職支援


特別支援校の職業コースを視察する
党県議団のメンバーら

県議会公明党が設置求める
  
 公明党広島県議団のメンバーは先ごろ、知的障がいのある生徒が通う広島県立広島北特別支援学校(広島市安佐北区)を訪問。同校高等部普通科に今年、新設された職業コースを視察した。日下美香、栗原俊二、安木和男の各県議が参加した。
 職業コースは、卒業後の社会参加と職業的自立を促すため、実習や職場体験など就職を支援する独自のカリキュラムを持つ。
 週30時間の授業時間のうち、3分の1はビルメンテナンス、商品の包装・箱詰め・運搬・保管・管理、食品加工などの作業学習に充てる。さらに、各学年で年間5〜20日間、学校周辺の企業や公共施設での就業体験にも取り組む。
 また、ハローワークと連携し、職員による進路相談、面接指導を実施しているほか、企業の求人開拓などにあたる「ジョブサポートティーチャー」も配置。企業への雇用の働き掛けも積極的に行っている。同校関係者は、若者を試行的に雇用した事業者に補助金を支給する「トライアル雇用」や、障がい者などの就業をサポートする「ジョブ・コーチ(職場適応援助者)制度」など、公明党が推進した雇用支援に関して、「使い勝手がよく効果がある。ジョブ・コーチが増えれば、障がいのある生徒の職場定着率が上がると思う」と語っていた。
 職業コースの設置については、日下県議が2007年9月の県議会で質問し、職業的自立に向けた教育を実施する高等特別支援学校の設置の必要性を主張し、設置を強く求めていた。これを受け、県は同校と福山北特別支援学校(福山市)の2校に職業コースを新設した。
  
(平成21年8月31日 公明新聞)

【特別支援学校】


  昨年4月施行の改正学校教育法に基づき創設。これまでの盲、ろう、養護学校を一元化し、障がいの枠にとらわれずに、児童・生徒の障がいの重度、重複化に対応した特別支援教育を行う。