2008年2月27日付    中国新聞

女性安全ステーション県内23ヶ所設置
中区では新天地交番、本通交番、鷹野橋交番の3ヶ所

 県警は新年度から、女性警察官が交番に常駐し、原則24時間体制でドメスティッ クバイオレンス(DV)やストーカーなど女性の被害相談に応じる「女性安全ステー ション事業」を始める。女性が気軽に相談できる窓口を設け被害が深刻になるのを防 ぐ狙い。
 県内のDVなどの被害相談は各警察署の安全相談窓口や交番に寄せられている。女性警察官の応対を求める声が多いが、女性警察官が不足し、男性を充てざるをえないケースがあった。このため女性警察官の採用を増やし、新たな窓口を住民に身近な交番に設置することにした。
 設置が検討されているのは広島、福山、呉、尾道、東広島の各市などの繁華街や駅周辺の計23交番。カーテンで遮へいするなど配慮した相談ブースを新年度から 順次、交番に設け女性警察官を配置する。県の一般会計当初予算案に関連経費約2400万円を計上した。
 県警によると、県内の2006年のDVの相談件数は482件で、400件だった03年以降、年々増加。ストーカーの相談は06年は246件だった。
 県警警務課は「被害に遭った女性が泣き寝入りすることがないようにしたい。性犯罪や児童虐待の相談窓口としても活用してほしい」としている。